住宅診断のことを「全く知らなかった」

住宅診断(ホームインスペクション)に関して、インターネット上で実施したアンケート調査の結果で。住宅診断のことを「知っていた」と住宅診断のことを「聞いたことがある」の2回にわたりお伝えしました。今回は、「全く知らなかった」という方のご意見です。全く知らなかったと回答された方は、2割でした。

「全く知らなかった」と回答した方

・まず、自身の住宅の現状を知り、修繕が必要なところは修繕をすることで、長年住み、愛着のある家を長持ちさせることができるとともに、日々過ごす家であるからこそ、自身の安全と快適さを手に入れることができるようになる、その第一歩となるものだと思う。

・住宅診断というのは、初めて耳にしました。よく分かりませんが、家は人生で最も大きな買い物の一つだと思います。それなりに、人生を賭けた買い物です。なので、それらを診断する人は国家資格を持っている人であってほしいなと願います。

・住宅診断についてですがやはり定期的に住宅診断をする事は大切な事だと私自身は感じています。住宅は年数が経つにつれ老朽化しますので安全面を考えた上でも住宅診断をする事で快適に安心して住む事が出来ると思いますので必要だと感じました。

・はじめて聞いたのですが、テレビでよく特集しているような欠陥住宅を、もし自分が騙されて買わされたら嫌だなぁと思っていたので、こういったシステムやプロの人がいれば安心できると思います。自分が住宅購入する際は是非利用してみたいと思います。

・住宅購入は大きな買い物です。販売業者は売ろう売ろうといいことばかり言ってきます。そんな時に第三者の建築士に診断してもらえるというのは購入者にとってすごく安心材料になると思います。欠陥住宅を買ってから後悔しても遅いですからね。

・一戸建てを6年前に購入し、今も住んでいます。家という高い買い物をする時に中立な立場でアドバイスしてくださる人がいればと思いました。営業の人は、買わせようとしていいことばかり言いますが自分たちではちゃんと判断できず、結局ホームメーカーが安心した企業だからということで選んでしまいました。本当に、中立な立場でお客様の為になる意見をいってくださるなら信用できますが、ホームメーカーとの癒着があったりするなら怪しいなと感じてしまいます。あと、最近は液状化や洪水、土砂崩れ被害も多いので土地の選び方も合わせて教えていただけるといいなと思いました。

以上は住宅診断のことを「全く知らなかった」方々のご意見です。知らなかった方もその存在を知れば、基本的には住宅診断を必要なものだと考える方が多いですね。不動産業界やリフォーム業界へのマイナスイメージをお持ちの方にとって、住宅診断が大事な存在であり、今後、ますますニーズが高まることを感じるアンケート結果でした。